Ubisoftは
2022年1月より「Esports and Competitive Gaming」部門を新設し、
Ubisoftの既存および将来の競技シーン向けゲームのポートフォリオを形成する、統一されたグローバルチームとして運営されることを発表いたします
配信元:ユービーアイソフト株式会社 (2022/02/02)
社内のEsportsチームを「Esports and Competitive Gaming」部門として新たに統一し、地域や地元の専門家を通じてUbisoftの競技シーンの活動を様々な地域で展開しながら共通の目的に向かって取り組み、UbisoftにおけるEsportsと競技シーンの未来を形成、「あらゆるレベルで、記憶に残る有意義な体験を生み出すことによってプレーヤーの生活を高める」という会社の目標を実現していくことを発表します。
Ubisoftのシニアバイスプレジデント、エグゼクティブパブリッシングである、Geoffroy Sardin氏は次のように述べています。
「『レインボーシックス シージ』、『ブロウルハラ』、『トラックマニア』、『フォーオナー』などのタイトルで培った6年間の競技シーンの経験と業界全体の進化を考慮し、社内体制を刷新することで次のステップに進み、UbisoftにおけるEsportsと競技シーンの将来を形成するための適切なツールを提供します。」
UbisoftのEsports初期からあらゆる戦略面の最前線に立ち、過去6年間EMEA地域でのEsports事業を指揮してきたFrançois-Xavier Deniele氏が、Esports and Competitive Gaming担当シニアディレクターに任命されました。彼は今後UbisoftのEsportsと対戦型ゲームのあらゆる面で牽引し、Esportsと対戦型ゲームの戦略的部分のすべてにおいて現在および今後の課題とチャンスに挑むチームを率いることになります。
UbisoftのEsports and Competitive Gaming担当シニアディレクターとなったFrançois-Xavier Deniele氏は、
「過去数年間、すべての地域で我々のチームが達成してきたこと、そしてこの短期間で我々の競技ポートフォリオに関する目標を達成したことを誇りに思います。今後は2022年以降に焦点を合わせ、Ubisoftの重要な柱としてEsportsと競技用ゲームを発展させます。
合理化された社内組織によって機動性を重視し、最終的にはUbisoftのブランドポートフォリオ全体の競技エコシステムに利益をもたらすことができます。」と述べました。
<Esports and Competitive Gaming部門の目的>
・Ubisoftの競技用ゲームポートフォリオ、ファンが参加できる、組織やスポンサーが成長できる、活発で包括的な競技エコシステムを構築します。『レインボーシックス シージ』、『ブロウルハラ』、『トラックマニア』といった成熟したEsportsシーンであれ、その他の既存および将来の競技ゲームであれ、それぞれの競技エコシステムがその潜在能力を最大限に発揮できるように成長させること。
・すべての人に対応する競技活動、トーナメント、リーグ、そしてアマチュアからプロへの明確な道筋を示す数年間の計画を作成し、世界中のプレーヤーにインスピレーションを与え、惹きつけること。
・多様なEsports製品の提供、プレミアムな放送やイベントの制作、エンターテインメント性の高いコンテンツ、地域に合わせた活動やコンテンツを楽しんでもらうための強力なローカルプレゼンスを通じて、Ubisoftの視聴者に優れたエンターテインメント価値とサービスを提供すること。
・Ubisoftの全世界に広がる開発スタジオの開発・編集チームと連携し、対戦型ゲームのビジョン、範囲、機能、ゲーム内アイテムの収益配分の計画について協力することで、新たな機会を活用する。
・パートナーや企業と協力して、健全で長期的なEsportsのビジネスモデルと収益源を導入し、すべての人にとって素晴らしい環境の作成に貢献すること。
以上の戦略的目標の範囲内で、今後数ヶ月から数年の間にチームが重点的に取り組むべきことは、状況が許す限り有観客の国際的なEsportsイベントを再度開催すること、そしてUbisoftの既存のEsportsタイトルの成長に投資をし続けることでしょう。
Ubisoftは先日『ブロウルハラ』 Esportsの7年目の胸躍る計画を発表し、Six Invitationalで、ゲーム自体とEsportsシーンにとって待望の『レインボーシックス シージ』の7年目の計画を明らかにする予定です。
Esports and Competitive Gaming部門は、UbisoftのEsportsタイトルにおける既存の競技活動に加え、ファンに競技シーンの体験を提供するゲームのポートフォリオを拡大することも視野に入れています。
すでにUbisoftが今後発売するいくつかのゲームの開発チームと話し合いを進めており、多様なゲームジャンルで競技エコシステムを構築し、『レインボーシックス シージ』のR6 SHAREプログラムの成功と経験をもとに、他のプロジェクトでの収益分配戦略を構築することを視野に入れています。
ポートフォリオの拡充とともに、対戦型ゲームを普段のゲームの中心に据えることで、プレーヤーにとって対戦型ゲームをより身近なものにすることが重要な開発軸になると考えています。
そのために、Ubisoftは、ゲームでのプレーヤー観戦を問わず、プラットフォームに直接組み込まれた「プラグ&プレイ」による対戦体験を提供できるよう、プラットフォームに協力していきます。
François-Xavier Deniele氏 は以下のように述べます。
「PlayStation®とのパートナーシップにより、『レインボーシックス シージ』がPlayStation®のネイティブオープンシリーズトーナメントに参加することは、大きな成功であり、究極の草の根運動となります。プロやセミプロの大会に参加しているプレーヤーたちとは異なる層が競技シーンに参加することができ、このような機会を増やしていきたいと考えています。」
また、サンパウロ、パリ、ラスベガスの各放送スタジオは、Ubisoftの競技活動のショーケースとして重要な役割を担っています。
François-Xavier Deniele氏は、世界レベルの戦力的視野と専門知識をもつ5人の経営幹部の助けを借りて、新しい目標を遂行する予定です。
・EMEA地域のイベント・放送担当マネージャーを務めたNelson Garcia氏が、グローバル・ライブイベント&放送担当の准ディレクターに就任
・LATAM地域のEsportsとコミュニティエンゲージメント担当ディレクターを務めたMarcio Soares氏が、グローバルマーケティング&ビジネスインテリジェンス担当のEsports担当ディレクターに就任
・EMEA地域のEsportsコミュニケーション担当マネージャーを務めたEmeline Berthon氏は、グローバルコミュニケーション担当のEsports准ディレクターに就任
・NA地域のEsports担当シニアディレクターを務めたChe Chou氏は、LATAM、NA、EMEA地域のEsports担当シニアディレクターに就任し、専門家チームとともに3地域にわたる地域運営を指揮、Che Chou氏の直属の部下として、Rachid Belrhiti氏がEMEA地域のEスポーツ担当准ディレクターに、Mauricio Lima氏がLATAM地域のEスポーツ担当准ディレクターに、Alexander Charsky氏がNAのEsports担当准ディレクターに就任
・Wei Yue氏は、Esports担当ディレクターとして、「レインボーシックス シージ」のゲーム制作トピック、リーグ運営、「レインボーシックス Esports」の収益分配戦略を担当し、ゲームの開発チームと関わりながら、R6 SHAREプログラムおよびグローバル大会の戦略の一貫性と整合性を監督
François-Xavier Deniele氏の詳細なインタビューや、UbisoftのグローバルなEsports and Competitive Gaming部門の創設に関する詳細は、Ubisoft Newsでご覧ください。