ログリー株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:吉永浩和)は、
独自のチーム分けアルゴリズムなどを用いた大規模オープン大会用システム(以下、本機能)を
日本初の全大会賞金付きeスポーツ大会プラットフォーム「Adictor(アディクター)」に搭載、
Riot Games, Inc.(米国)の日本法人である合同会社ライアットゲームズ(港区六本木、社長/CEO:藤本 恭史)が運営する、スマホ向け(Android / iOS)タイトルの異世界マルチバトル「リーグ・オブ・レジェンド:ワイルドリフト(以下、ワイルドリフト)」の定例大会『ワイリフ花金杯』の大会運営に採用したことをお知らせいたします
配信元:ログリー株式会社 (2022/08/05)
本機能により、DiscordやゲームクライアントとのID連携、大会エントリーからチェックイン、希望ポジションに沿ったチーム分け、当日のDiscordのプライベートチャンネルへの誘導、トーナメントの進行、優勝者への賞品提供までシステムによってシームレスに完結、運営スタッフの工数を最小限に抑えつつ、1,000人規模の大規模コミュニティ大会運営・支援が可能になりました。
【「オープン大会」とは】
「オープン大会」とは、一般的にプロ・アマチュア問わず誰でも参加出来るオープン参加の大会の事を指しますが、Adictorでは「チーム戦の対人ゲームにおいて即席でのチーム分けを行った上で実施する大会形式」のことを表しています。
【開発した機能】
本機能では主に以下4つの新要素を追加しております。
①「チーム組成アルゴリズム」による大会満足度向上
大会に参加するプレイヤーのチーム分けを、参加者のレベルや希望条件(*1)を考慮した上で振り分ける機能です。チーム戦の対人ゲームにおいて、苦手なポジションを担当することや対戦相手のレベルがかけ離れていることは大会、ひいてはゲームそのものへのネガティブな影響が懸念されますが、本機能によりプレイヤーの大会満足度向上と運営負荷軽減を両立することができます。
今回3,000人のサンプルで実行したところ、概ね希望ポジションの1~2番目に振り分けられることを確認していますが、今後参加者からのフィードバックを元に個別にチューニングを実行する予定です。
*1 サッカーで例えるとレベルはJリーグ、プレミアリーグなど、希望条件とはGKやFWなどのポジションに相当します
②参加者間コミュニケーション活性化機能
振り分けられたチームに併せて、Discordのプライベートチャットへのロールを自動付与する機能です。各試合の作戦会議ができる場所までスムーズに誘導するために最適な導線設計を行っています。今まで各ユーザーに依存していた「どこで誰と話をすればいいか」がより明確になり、コミュニケーションの円滑化を促します。
③チーム確定前の最終参加確認機能
チーム振り分けの前に、エントリー後の最終参加意思確認としてチェックインを行っていただきます。大会開始10~20分前の直前に意思確認をすることでチーム振り分け後のドタキャン(大会無断不参加)が抑制(*2)されます。
特にチーム戦の場合、ドタキャンによって敗退してしまうことはユーザー体験を著しく損なうため、厳しく対処します。具体的にはドタキャンが多くなるほど参加承認される割合が下がり、希望ポジションが重複した場合に希望が通りにくくなるなどのペナルティ(*3)があります。
*2 チェックイン無しの大会と比べて1/3程度(全体の5%未満)まで抑制
*3 エントリーを事前に解除すればペナルティはありません
④DiscordやゲームクライアントとのID連携
今回、②の機能開発にあたって様々な外部のWebサービスと連携するためのID基盤を構築しました。Discord以外にも、国内事業社でも数少ない事例となる、RiotGames様の「Riot ID」を用いた認証(*4)に対応いたします。今後は本機能を用いて、参加プレイヤーへのゲーム内アイテムなどをより効率的に付与する運用が可能となる見込みです。
*4 Riot Sign On (RSO) https://www.riotgames.com/en/DevRel/rso
【今後の展開】
Adictorでは「Adictor Supporters」という制度があります。大会の準備・運営、ブロードキャストや大会ロゴなど静止画・動画クリエイティブの制作、YouTube番組での司会・解説出演やオブザーバーなど大会開催に関わる様々な仕事を依頼できるクリエイターネットワークです。
Supporters制度と本機能と組み合わせることで、従来の半額未満のコストで大会の運営が可能となります。
Adictorは今後も運営面のシステム構築と省コスト化を進め、レギュレーションの整備、演者のアサイン、オーディエンス集客など、コア領域へのリソース集中を支援してまいります。
【ライアットゲームズとは】
ライアットゲームズは世界でもっともプレイヤーに焦点を当てたゲームの開発、パブリッシング、プレイヤーサポートの提供を目指し、2006年に創設されました。
ライアットは2009年にデビュー作となる『リーグ・オブ・レジェンド(LoL)』をリリースし、世界中で高い評価を獲得しました。
本作は世界中でもっとも多くプレイされているPCゲームとなり、eスポーツの爆発的な成長の主要な牽引役となっています。
LoLが誕生から10年を迎えた今、ライアットは本作の進化を続けながらも、プレイヤーに新たなゲーム体験を提供できるよう、『チームファイト タクティクス』、『レジェンド・オブ・ルーンテラ』、『VALORANT』、『リーグ・オブ・レジェンド:ワイルドリフト』、その他にも複数のタイトルで開発を進めています。
また、音楽やコミックブック、テレビなどのマルチメディアプロジェクトを通して、ルーンテラの世界の探索を続けています。
さらにライアットは、パブリッシングを手掛ける系列会社Riot Forge(ライアットフォージ)を立ち上げました。
Riot Forgeはサードパーティーのデベロッパーと連携し、LoLの世界を舞台にした新たなゲームの開発を行っています。
Riot Forgeにとって第一作目となる『Ruined King: A League of Legends Story』は、Airship Syndicate社を開発に迎えたターン性のロールプレイングゲーム(RPG)となっています。
ブランドン・ベックとマーク・メリルによって創設され、ニコロ・ローレンCEOが率いるライアットは、カリフォルニア州ロサンゼルスに本社を置き、世界20以上の地域に展開されたオフィスで3000人の従業員が働いています。
ライアットゲームズ公式サイト: https://www.riotgames.com/ja
Riot Games Japan 公式Twitter: https://twitter.com/riotgamesjapan
【リーグ・オブ・レジェンド:ワイルドリフトとは】
「ワイルドリフト」は、PC版のリーグ・オブ・レジェンドをスマートフォンでも楽しむことができるよう、一から制作したゲームタイトルです。
本作はペースの速いゲーム展開を採用し、スマートフォンに最適化させた操作方法で、いつでも快適にプレイすることが実現します。
2020年10月のローンチ以降、世界各国で楽しまれています。
ワイルドリフト公式サイト: https://wildrift.leagueoflegends.com/ja-jp/
ワイルドリフト公式Twitter: https://twitter.com/wildriftJP
ワイルドリフトeスポーツ公式Twitter:https://twitter.com/WREsportsJP
【Adictorについて】
Adictorとはプロeスポーツ選手を目指すゲーマーと、eスポーツを応援したい気持ちを持つ個人や企業のスポンサーを結びつけることをコンセプトとして、2020年12月にリリースした日本初、全大会賞金付きのeスポーツ大会プラットフォームです。
現状様々な課題を抱えている「コミュニティ大会」 への支援を通して、eスポーツ市場の拡大と新たなヒーローの創出を目指しています。
サービスサイト:https://adictor.jp
【会社概要】
ログリーは、独自の「文脈を理解する技術」を武器にサービスを開発しています。
「LOGLY lift」は日本で最初のネイティブ広告プラットフォームであり、一般的なWebサービス開発にとどまらず、自然言語処理、機械学習、各種アルゴリズム、データ解析、最適化技術など先進的な技術に貪欲に取り組んでいるテクノロジー会社です。
会社名:ログリー株式会社(東証グロース:証券コード6579)
代表者:代表取締役社長 吉永 浩和
本社所在地:東京都渋谷区道玄坂1-16-3 渋谷センタープレイス2F
事業内容:メディアテクノロジー事業、アドテクノロジー事業、データマーケティング事業
URL :https://corp.logly.co.jp/