Riot Games, Inc.(米国)の日本法人である合同会社ライアットゲームズ(港区六本木、社長/CEO 藤本 恭史)は、
ライアットゲームズとアマゾン ウェブ サービス(AWS)が提携し、
ライアットのeスポーツコンテンツの制作や配信方法を変更することをお知らせします
ライアットは企業として世界で初めてAWSのデータ分析システムをeスポーツ配信に統合し、
リーグ・オブ・レジェンド(LoL)、VALORANT、リーグ・オブ・レジェンド:ワイルドリフトのイベントでのファン体験を再創造します
この世界的な協力体制の一環として、ライアットはAWSをクラウド人工知能(AI)、クラウドマシンラーニング(ML)、クラウドディープラーニング(DL)、クラウドサービスの公式プロバイダーとして選択しました
配信元:合同会社ライアットゲームズ (2022/07/19)
【eスポーツの新たな体験方法】
ライアットは現在、プレイヤーに可能な限り最高のゲーム体験を提供するために、自社のゲーム全体でAWSのサービスを活用してコンテンツのデザインや展開方法の再編を行っています。
そして、ライアットはAWSとともに、LoL Esports、VALORANT Champions Tour (VCT)、Wild Rift Esportsの各競技シーズンを通して、グローバルなeスポーツイベントの配信の強化を行っていきます。
世界の主要なスポーツリーグに提供されている詳細な統計データと同様に、ライアットはAWSの幅広いクラウドポートフォリオの処理能力を活用して、ファンに以下の新たなデータと体験を提供します。
<世界初のAWSを活用したeスポーツ統計データ>
ライアットとAWSはeスポーツ配信中に「Stats powered by AWS」を導入します。
これはライアットのグローバルeスポーツ配信中およびその前後にも表示され、チームを勝利に導く鍵となる主要なデータポイントを視聴者に伝えます。
どの種類のeスポーツ統計データの開発を最初に行うかはファン投票で決めることが可能で、それは2022年9月開催予定のVALORANT Championsおよび今秋開催予定のLeague of Legends World Championshipより導入される予定です。
<AWSグローバルパワーランキング>
ライアットはAWSの分析機能を活用して競技のゲームプレイを評価する、「AWSグローバルパワーランキング」を開始します。
LoL Esports、VCT、Wild Rift Esportsの世界中のトッププロチームのランキングがほぼリアルタイムで作成され、ゲームプレイ中に画面上に表示されます。
<Pick’em powered by AWS>
eスポーツファンは競技シーズンを通して優勝チームを予想するブラケットチャレンジに参加可能で、各チャンピオンシップイベントに進出するチームを的中させた人には賞品が贈られます。
AWSのマシンラーニング技術をベースに構築された「Pick’em powered by AWS」は、ファンがトーナメントのデータに基づいてチームを選択し、賞品獲得を目指すという新たな仕組みを提供します。
パワーランキングおよびPick’emは、今秋にライアットとAWSが主催するハッカソンイベントでの注目プロジェクトとなり、このイベントではファンが作成したチームが各スポーツで採用される可能性のあるシステムを構築します。
ライアットとAWSは本プラットフォームの初期ビルドを共同開発し、その後、参加者にAWSの処理能力とライアットのデータを提供して、eスポーツの統計データを強化するソリューションの構築と最適化に挑戦する予定です。
【グローバルなファンのためのグローバルな番組制作】
ライアットとAWSは、世界中のあらゆるファンに対し、eスポーツを届けるというビジョンを共有しています。
それを実現するため、ライアットはProject Strykerを始動します。
そしてAWSのテクノロジーを活用し、クラウドを前提とした複数のリモート配信センター(RBCを開設いたします。これらの施設はeスポーツおよび分析/統計データ以外にも、音楽制作やアニメーション、ゲーム開発など、様々な分野でエンターテイメント体験を再創造するという、ライアットの現在および未来のビジョンを支える拠点となります。
このスケール可能なソリューションは、拡大を続けるファンのニーズを満たし、eスポーツコンテンツ制作の新時代の先駆けとなります。
RBCは世界の戦略的な位置に配置され、ダブリンにある総面積4600平米以上の施設とシアトル大都市圏で本年中に稼働開始予定の2つ目の施設を利用して、イベントの開催地がどこであろうとも、世界のあらゆる場所のあらゆる時間帯にライブコンテンツの制作および支援を行えるようになります。
この提携関係の一環として、AWSは各リモート配信センターの独占命名権を獲得します。
【拡大を続けるライアットとAWSの協力関係】
ライアットゲームズとAmazonは、これまでにもTwitchのeスポーツ配信や、ライアットのゲームタイトルにおけるPrime GameingのコンテンツDropsで協力を行ってきました。
そして現在、AWSはライアットゲームズのLoL EsportsおよびVALORANT Champions Tourのグローバルeスポーツイベントのスポンサーとなり、Wild Rift Esportsのファウンディングパートナーおよびスポンサーとなっています。
また、ライアットとAWSは、eスポーツ競技環境へのアクセスおよび包摂性を拡大することを目標とした、新たなソーシャルインパクトプログラムの開発でも協力を行っています。
【ライアットゲームズ eスポーツ部門プレジデント John Needham コメント】
「ライアットゲームズはeスポーツを通して世界の数十億人のファンに喜びを届けるという長期的なビジョンを擁しているので、Amazonと提携してAWSの技術を活用し、ライアットのeスポーツ体験をレベルアップすることにとても興奮しています。
AWSの幅広いソリューションと専門知識により、ライアットゲームズのeスポーツ配信を強化し、世界中のeスポーツファンのエンゲージを高めます。
ファンがイベントやコンテンツを視聴する方法の再創造から他のプレイヤーとの交流まで、AWSによって、ライアットがスポーツの未来を形作る無限の可能性が開けます。」
【アマゾン ウェブ サービス セールス、マーケティング、グローバルサービス部門 シニアバイスプレジデント Matt Garman氏コメント】
「私たちのライアットゲームズとの協力関係はeスポーツ全体の地位を高めるものです。
これはライアットとAWS、そして何よりもファンの方々にとって、win-winの関係となります。
今後は、大会の視聴者およびチームが、他のスポーツ中継で利用されるスタッツと同様に、優勝チーム決定への各レーンや武器、スキルの影響をリアルタイムで見ることができるようになります。
ライアットとともに、より没入感の高い体験を創造し、魅力あふれるeスポーツコンテンツを世界の数十億人のファンにお届けすることを楽しみにしています。」
「ゲーム向けAWS」の詳細についてはwww.aws.amazon.com/gamesを、ライアットゲームズの拡大を続けるエンターテイメントポートフォリオの詳細はriotgames.comをご覧ください。
【ライアットゲームズとは】
ライアットゲームズは世界でもっともプレイヤーに焦点を当てたゲームの開発、パブリッシング、プレイヤーサポートの提供を目指し、2006年に創設されました。
ライアットは2009年にデビュー作となる『リーグ・オブ・レジェンド(LoL)』をリリースし、世界中で高い評価を獲得しました。
本作は世界中でもっとも多くプレイされているPCゲームとなり、eスポーツの爆発的な成長の主要な牽引役となっています。
LoLが誕生から10年を迎えた今、ライアットは本作の進化を続けながらも、プレイヤーに新たなゲーム体験を提供できるよう、『チームファイト タクティクス』、『レジェンド・オブ・ルーンテラ』、『VALORANT』、『リーグ・オブ・レジェンド:ワイルドリフト』、その他にも複数のタイトルで開発を進めています。
また、音楽やコミックブック、テレビなどのマルチメディアプロジェクトを通して、ルーンテラの世界の探索を続けています。
さらにライアットは、パブリッシングを手掛ける系列会社Riot Forge(ライアットフォージ)を立ち上げました。
Riot Forgeはサードパーティーのデベロッパーと連携し、LoLの世界を舞台にした新たなゲームの開発を行っています。
Riot Forgeにとって第一作目となる『Ruined King: A League of Legends Story』は、Airship Syndicate社を開発に迎えたターン性のロールプレイングゲーム(RPG)となっています。
ブランドン・ベックとマーク・メリルによって創設され、ニコロ・ローレンCEOが率いるライアットは、カリフォルニア州ロサンゼルスに本社を置き、世界20以上の地域に展開されたオフィスで3000人のライアターが働いています。
ライアットゲームズ公式サイト: https://www.riotgames.com/ja
Riot Games Japan 公式Twitter : https://twitter.com/riotgamesjapan