ソニー・インタラクティブエンタテインメント(以下SIE)は、
第76 回国民体育大会「三重とこわか国体」の文化プログラムとして開催される「全国都道府県対抗e スポーツ選手権2021 MIE」の競技タイトル、
プレイステーション®4(PS4®)用ソフトウェア『グランツーリスモSPORT』部門の「本大会出場者 選抜戦」を、
8 月7 日(土)、8 月8 日(日)の2 日間にわたってオンラインで開催いたしました
配信元:ソニー・インタラクティブエンタテインメント (2021/08/10)
同大会の模様はインターネットを通じたライブ配信が行われ、全国から集ったトップドライバーの熱戦を多くの方にリアルタイムでご覧いただけました
今回の「本大会出場者 選抜戦」では、
日本全国47 都道府県を対象にオンラインで開催された「都道府県予選」を勝ち抜いた強豪ドライバーが参加し、オンラインでの選抜戦が行われました
白熱のレースを勝ち抜いたU-18 の部11 名、一般の部11 名のドライバーたちは、
2021 年10 月に三重県で開催予定の「全国都道府県対抗e スポーツ選手権 2021MIE」『グランツーリスモSPORT』部門「本大会」に出場し、日本最速の座をかけたレースに臨みます
また「本大会」には8 月29 日(日)開催予定の「三重県特別代表 選抜戦」で決定される2 名を加え総勢24 名のドライバーが、三重県鈴鹿サーキットで開催予定の「本大会」で激突します
【「本大会出場者 選抜戦」には、47都道府県での「都道府県予選」をトップ通過した強豪が集結】
本選手権の『グランツーリスモSPORT』部門では、
全国47 都道府県から参加した選手たちを年齢に応じて「U-18 の部」と「一般の部」の2 部門に分け、
「都道府県予選」、「本大会出場者 選抜戦」、「本大会」の3 つのイベントを通じて、
『グランツーリスモSPORT』全国一の座が争われます
今年度の「全国都道府県対抗e スポーツ選手権」『グランツーリスモSPORT』部門は、「都道府県予選」および「本大会出場者 選抜戦」がオンライン開催となりました
10 月に三重県鈴鹿サーキットで開催予定の「本大会」は、「本大会出場者 選抜戦」を勝ち抜いた22 名の選手に、
8 月29 日(日)に「三重県特別代表 選抜戦」で決定される三重県特別代表の2 名を加えた、総勢24 名の選手が一堂に会して頂点の座が競われます
2021 年5 月から行われた「都道府県予選」では、既定のレギュレーションで決められたコースとマシンを使ったタイムトライアルがオンラインで実施されました
同予選は、都道府県ごとにU-18 の部と一般の部でそれぞれ1 位を獲得した、文字通り各都道府県のトップドライバーが都道府県代表に選ばれるルールで、総勢94 名の都道府県代表選手が選出されました
続いて行われた今回の「本大会出場者 選抜戦」では、
各部門11 名ずつの本大会出場権をかけ、U-18 の部と、一般の部の2 部門の都道府県代表選手がA、B、C の3 グループに分かれ、オンラインのレースで直接対決を行いました
【A、B、C の3 グループのレースと敗者復活レース、4 つのレースで本大会出場選手を決定】
「本大会出場者 選抜戦」は、
8 月7 日(土)に一般の部、
8 月8 日(日)にU-18 の部と、2 日間にわたってオンラインで開催されました
選抜戦は、U-18 の部46 名、一般の部45 名の総勢91 名の選手により熱戦が繰り広げられました
(辞退、不参加除く)
今回の選抜戦では、一般の部とU-18 の部、それぞれの部門ごとに都道府県代表選手たちが「都道府県予選」で記録したタイムに応じてA、B、C の3 グループに振り分けられました
各グループ1 度のレースを行った中で上位3 名に入った選手が本大会への出場権を獲得
さらに、各グループのレースで4~8 位になった15 人の選手による敗者復活レースを実施
そこで上位2 名に入った選手も「本大会」に進出できるというルールが採用されました
なお、各レースのスターティンググリッドは、レース前に実施されるタイムトライアル形式のグリッド決定予選の結果で決められました
選抜戦の各グループのレースは、コースと使用車種が限定されたワンメイクレース形式で行われました
使用された車種は、
グループA がフォルクスワーゲン シロッコ Gr.4、
グループB がパガーニ ゾンタ R ’09、
グループC がMAZDA RX-VISION GT3 CONCEPT、
敗者復活レースがマツダ ロードスター Touring Car と、いずれも個性豊かなクルマばかり
マシンの性能差がまったくないイコールコンディションの中で、出場選手たちの個々のテクニックや戦略が問われるレースが繰り広げられました
2日間の本大会の模様はインターネット上でライブ配信され、様々なモータースポーツの実況を担当しているレースアナウンサーの辻野ヒロシさんと、ポリフォニー・デジタルのYAM が実況・解説を担当
レースを見守る全国の方々に向けて現実のレースさながらの熱い実況が行われ、選手たちの激闘を盛り上げました
【一般の部の3 レースは兵庫県の宮園選手、埼玉県の鍋谷選手、富山県の杉守選手が1 位通過!】
選抜戦1日目となる8月7日(土)のオープニングを飾った一般の部・グループA
今回の本大会の開催地となる、三重県を代表する鈴鹿サーキットを舞台に、フォルクスワーゲン シロッコ Gr.4を使用した10周のレースが行われました
予選のタイムトライアルでポールポジションを獲得したのは、神奈川県代表の久万田崚(くまた りょう)選手
続く2番グリッドは、2020年シーズンのFIA-GT選手権で3冠を達成した国内トップのドライバーでもある兵庫県代表 宮園拓真選手がキープしました
縦一列のスムーズなスタートで始まったレースが動いたのは3周目
トップを走る久万田選手のスリップストリームに入った宮園選手が、第1コーナー手前で飛び出して久万田選手のイン側から1位を奪うと、続いて3位を走っていた三重県代表の小高侑己(こだか ゆうき)選手も飛び込んでオーバーテイクを決めて2位に浮上
さらに同じ周回では徳島県代表 奥本博志選手と、FIA-GT選手権で活躍する福島県代表・國分諒汰(こくぶん りょうた)選手もポジションアップを決め、オーバーテイクショーともいえる展開が繰り広げられました
トップを奪った宮園選手は、そのままワールドクラスの実力を発揮するように好タイムを重ね、タイヤ交換をはさんだ6周目には自分のスリップストリーム圏内から2位以下の選手を振り切ります
2番手グループになった小高選手と奥本選手ですが、6周目の終盤でタイムを落とした小高選手を奥本選手が直後のストレートで抜き去り、順位が逆転
上位3台はそのままミスなくゴールまで駆け抜け、1位が宮園選手、2位が奥本選手、3位が小高選手という順位で、選抜戦の開幕レースを飾りました
一般の部・グループBのレースの舞台は、『グランツーリスモSPORT』オリジナルコースのドラゴントレイル・シーサイド
ピーキーながら圧倒的なパワーを備えるパガーニ ゾンタ R ’09を使用して、15周のレースが実施されました
昨年の鹿児島県、一昨年の茨城大会の本大会で二度の全国3位の成績を挙げた大阪府代表の今村駿佑(いまむら しゅんすけ)選手がポールポジションを獲得してスタートしたレースは、1周目の1コーナーから接触などが発生する混戦模様に
先行した今村選手に続いたのは、過去の本大会の少年の部で2回の全国3位を経験し、今回から一般の部での挑戦となった東京都代表の佐々木唯人(ささき ゆいと)選手、国内の大会で優秀な成果を収めている埼玉県代表の鍋谷奏輝(なべたに そうき)選手、福岡県代表の龍翔太郎(りゅう しょうたろう)選手といった、本選手権ではおなじみの面々でした
レース中盤に差し掛かると徐々に上位でもグループが分かれ、1位の今村選手と2位に上がった鍋谷選手、3位の佐々木選手と4位の龍選手が、それぞれ1対1で白熱のバトルを繰り広げつつ後続を突き放していく展開になります
レースが終盤に入った11周目以降からは再びレースが動き、最終コーナーで後ろから激しくプレッシャーをかけ続けた鍋谷選手が今村選手をイン側から抜き去ってトップに
本大会出場のボーダーラインとなる3位を争っていた佐々木選手と龍選手は、つかず離れずの距離から佐々木選手が少しずつペースを上げ、最終ラップで龍選手を振り切ることに成功
1位に鍋谷選手、2位に今村選手、3位に佐々木選手という結果で、難しいレースを制しました
一般の部・グループCのレースの舞台は、鈴鹿サーキットと並んで知られる愛知県の実在有名サーキット、富士スピードウェイ
『グランツーリスモSPORT』とMAZDAのコラボで生み出されたオリジナルカーのMAZDA RX-VISION GT3CONCEPTで、15周のレースが行われました
ポールポジションは、FIA-GT選手権のマニュファクチャラーズカップでホンダチームの代表選手として活躍し、本選手権でも2度の本大会を経験している富山県代表 杉守翔平選手
安定感のある走りは普段から使用しているホンダのマシン以外を使っても変わらず、本選手権の本大会で2連覇を達成している栃木県代表 山中智瑛(やまなか ともあき)選手を抑えてトップのグリッドを獲得しました
レースは、この2人に次いで3番グリッドを得た熊本県代表・森本健太(もりもと けんた)選手を加えた3人が4位以下のドライバーに大差をつけてトップグループを形成し、レースを引っ張りました
杉守選手と山中選手は時折1位と2位で順位を入れ替えながらもスピードをまったく落とさずレースを続け、森本選手もミスをせずに2人を追走
終盤に差し掛かる10周目で、4位の選手に7秒近いタイム差をつける圧巻の走りを見せつけます
その後、6番手スタートだった愛知県代表の強豪選手のひとり、川上奏(かわかみ かなた)選手は4位まで順位を上げて3人を猛追し、一時は約4.5秒差まで迫りましたが、さすがに届かず
ファイナルラップでは、2位だった杉守選手が長いストレートからのスリップストリームを生かして第1コーナーで山中選手を抜き去り、そのままレースをフィニッシュ
1位に杉守選手、2位に山中選手、3位に森本選手という順位で危なげなく本大会出場を決めました
8月7日(土)のラストレースとなった一般の部・敗者復活レースは、
『グランツーリスモSPORT』オリジナルコースのブルームーン・ベイ・スピードウェイ・インフィールドAを舞台に、
マツダ ロードスター Touring Carを使用した10周勝負が行われました
2 番グリッドを得た北海道代表 黒畑蓉(くろはた よう)選手を抑えてポールポジションを獲得したのは、
本レースのすぐ前に行われたグループC のレースを惜しくも4 位で終えた愛知県代表の川上奏選手
コース幅こそ広いものの、好タイムを出すにはベストの走行ラインをキープする必要のある難コースに、これまでのレースよりもパワーのないマシンという組み合わせのレースのなか、川上選手は平均速度を落とさず、テール・トウ・ノーズで迫ってくる後続車を押さえ込む精密なライン取りで12 周目まで1 位を堅守します
しかし13 周目、黒畑選手を抜いて2 位に上がっていた福島県代表 國分選手が絶妙なライン取りを見せて第1 コーナーで川上選手を抜き、ついにトップが交代
トップ2 台のペースがわずかに落ちたところで、2 人の真後ろにピタリとつけていた黒畑選手が再度バトルに加わり、ラスト2 周で3 台が絡み合う激しいバトルが繰り広げられました
ファイナルラップでは、ひとつのコーナーの中で3 台のマシンが並ぶ3 ワイドの攻防が繰り返されましたが、コーナーの連続区間で國分選手が体制を崩してしまい、それをかわした川上選手と黒畑選手がそれぞれ1 位、2 位でチェッカーフラッグを受けました
【U-18 の部の3 レースは福島県の鈴木選手、秋田県の伊藤選手、滋賀県の佐々木選手が1 位通過!】
選抜戦2日目、U-18の部・グループAでは、一般の部と同じく鈴鹿サーキットを舞台に、フォルクスワーゲン シロッコGr.4を使用した10周のレースが行われました
予選のタイムトライアルでポールポジションを獲得したのは、昨年の鹿児島県大会の少年の部・本大会で全国2位を獲得した福島県代表の鈴木聖弥(すずき せいや)選手
昨年まではDUALSHOCK®4を使用していた鈴木選手は、今年からステアリングコントローラーを使用しての参戦でしたが、スムーズな走りでトップを快走。それに続いた予選2位の京都府代表 曽我爽太 (そが そうた)選手、予選3位の兵庫県代表 石野弘貴(いしの こうき)選手とともに3台でトップ集団を作り、4位以下を引き離していく展開となりました
そこから3人が十分にリードを広げてレース中盤に差し掛かった4周目、曽我選手と石野選手が突然バトルを開始したことで、1位の鈴木選手が独走状態に突入
そのまま安定した走りでリードを広げた鈴木選手は、2位以下に6秒以上の差をつける鮮やかなポール・トゥ・ウィンで優勝を飾りました
一方、石野選手と曽我選手の争いは、曽我選手が5周目の第1コーナーで石野選手を抜き去って2位を奪取
そこから2人は後続を寄せ付けないハイスピードでサイド・バイ・サイドのバトルを繰り広げましたが、最終ラップの終盤で曽我選手がリードを得て、2位フィニッシュ
1位に鈴木選手、2位に曽我選手、3位に石井選手が入り、まずはこの3人がU-18部門本大会への出場を勝ち取りました
U-18の部・グループBも、一般の部と同条件でレースが開催。ドラゴントレイル・シーサイドでパガーニ ゾンタ R ’09を使用した15周のレースが行われました
予選のタイムトライアルでトップを獲得したのは、昨年の鹿児島県大会の覇者、東京都代表の三宅拓磨(みやけ たくま)選手
第2グリッドには茨城・鹿児島大会の本大会に連続出場している実力派の秋田県代表 伊藤颯太(いとう そうた)選手、第3グリッドは長野県代表の黒沢和真(くろさわ・かずま)選手が入り、この3人による熾烈な上位争いが繰り広げられました
レース前半をリードしたのは、1周目のスタート直後で三宅選手と伊藤選手がわずかに出遅れたところを華麗にパスしてトップに立った黒沢選手
2位をキープした伊藤選手、3位にポジションを下げてしまった三宅選手がそれを追い、この3台の順位が激しく入れ替わる手に汗握る状態が続きました
ハイパワーのゾンタRでのレースだけに、中盤以降は選手の集中力も徐々に削られる展開に
そんな中、トップ集団の一角を走っていた黒沢選手は11周目の高速シケインで壁に接触
1位の伊藤選手、2位の三宅選手に大きなリードを与えたうえ、愛知県代表の冬野凌羽(ふゆの りょう)選手に抜かれて4位に脱落してしまいます
しかし、黒沢選手はそこから必死に食らいつき、13周目で同じ高速シケインでミスした冬野選手を再び抜いて3位の座を奪還
冬野選手も果敢に追撃しますが、黒沢選手はリードを広げてポジションを守りました
結果は、トップを奪ってから落ち着いた走りを見せた伊藤選手が1位、危ういシーンを最小限のロスで切り抜けた三宅選手が2位、冬野選手の猛追を抑えた黒沢選手が3位となり、本大会出場を決めました
U-18の部・グループCでは、富士スピードウェイで『グランツーリスモSPORT』オリジナルカーのMAZDA RX-VISIONGT3 CONCEPTを使用した15周のレースが行われました
快走を見せたのは、予選でポールポジションを獲得した滋賀県代表の佐々木拓眞(ささき たくま)選手でした
スムーズなスタートからそのままトップをキープした佐々木選手は、2番手を走る茨城県代表・小林陽樹(こばやし はるき)選手を常にリードし、2周目終盤の連続コーナー区間で小林選手をスリップストリーム圏内から引きはがすことに成功
ペースを落とした小林選手は富士スピードウェイ名物の長いストレートで神奈川県代表 志賀翔一(しが しょういち)選手、熊本県代表 新木悠真(あらき ゆうま)選手、岡山県代表 石水優夢(いしみず ひろむ)選手に追いつかれ、バトルに巻き込まれていきます
逃げ切った佐々木選手は独走体勢で着々とリードを稼ぎ、最終ラップでは2位に4秒以上の差をつけてチェッカーフラッグを受け、ポール・トゥ・ウィンを飾ります
その一方、小林選手、志賀選手、石水選手、新木選手による3位争いは4台がバンパー・トゥ・バンパーの距離でお互いにスキをうかがう激戦に
しかし、5周目のストレートで志賀選手と石水選手が小林選手のスリップストリームから抜け出し、小林選手を一気に抜いて2位、3位に浮上
志賀選手はそこから後続を引き離そうとしますが、石水選手が最後まで食らいついて離れず、2人がゴールまで激しいバトルを繰り広げました
結果、佐々木選手が1位、志賀選手が2位、石水選手が3位に入り、本大会への切符を手にしました
今回の選抜戦の最後を飾ったU-18の部・敗者復活レースは、マツダ ロードスター Touring Carを使用した、ブルームーン・ベイ・スピードウェイ・インフィールドAでの15周のレースです
出場したのは各グループでのレースで諦めることなくバトルを繰り広げ、4位から8位までのポジションを獲得したU-18の部出場選手たち
予選のタイムトライアルでは、グループCから敗者復活レースに臨んだ熊本県代表 新木悠真選手と茨城県代表の小林陽樹選手の2人がフロントローを獲得しました
上位2名だけが本大会進出の権利を得られるレースということもあってか、新木選手と小林選手はお互いに交代しながらスリップストリームを使ってスピードを乗せ、後続を引き離す動きを見せます
しかしその2人の後ろから、グループAで最下位スタートから4位までポジションを上げる驚異の走りを見せた千葉県代表の瀬川彰斗(せがわ あきと)選手がじりじりと接近
4番手スタートだった瀬川選手は、2周目で前を走っていた福岡県代表の吉田航太朗(よしだ こうたろう)選手を抜き、3周目のストレートでトップの2人に追いつきます
トップグループを形成した3人はそのまま順位を入れ替えながらレースをリードしますが、13周目の連続コーナー区間で、2位を走っていた新木選手が一瞬コースをはみ出し、小林選手が単独トップの体制に
その後ろでは、新木選手と瀬川選手に4位だった愛知県代表の冬野凌羽選手が追いつき、ラスト2周で三つ巴の激しい2位争いが繰り広げられました
3人の勝負は最終ラップのゴールまでもつれ込みましたが、最後尾にいた瀬川選手がゴール直前のストレートで前を走る2人のスリップストリームから飛び出し、ほんのわずかな差で2位を奪取
実況解説の辻野さん、YAMの2人はもちろん、オンラインでレースを見守った観客も歓声を上げる劇的な勝利で、1位の小林選手、2位の瀬川選手の2人が本大会出場をつかみ取りました