一般社団法人日本 e スポーツ連合(会長:早川英樹 以下、JeSU)は、
韓国eスポーツ協会(Korea e-Sports Association 以下、KeSPA)との間で、第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)の成功に向け、覚書を締結したことをお知らせします。
配信元:一般社団法人日本 e スポーツ連合 (2024/09/27)
覚書に署名し、握手を交わすJeSU・早川会長(左)と、KeSPAのキム・ヨンマン会長
KeSPAは、2000年に韓国文化体育観光部の承認のもと設立された、世界の先駆けとも言えるeスポーツの中央競技団体です。
eスポーツの黎明期からに産業として市場の発展に取り組んでおり、2014年には「League of Legends World Championship」を招聘し、ソウルワールドカップスタジアムで開催するなど、eスポーツの先進国としてアジア地域を牽引してきました。
日本と韓国のeスポーツにおける交流も歴史が長く、2007年には、JeSUの前身のひとつでもある日本eスポーツ協会設立準備委員会が、発足記念イベントとして「eスポーツ日韓戦」を開催するなど、17年にわたって緊密な関係を築いてきています。
覚書では、「第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)におけるeスポーツ競技の成功に向けノウハウを交換し、双方の組織的な能力を高めること」や、「アジア競技大会の開催にあたり、両国の文化交流を促進に協力すること」、「eスポーツ領域のグローバルな取り組みに共同で対応すること」などについて、両団体が合意しています。
具体的な実施内容については、今後両者の間で協議し、準備を進めてまいります。
JeSUはこれからも、日本におけるeスポーツの中央競技団体として、関連する国内外の団体と連携し、eスポーツの振興を通して国民の健康および社会・経済の発展に寄与することを目的として活動していきます。
【JeSU 早川 英樹会長のコメント】
「2026年のアジア競技大会に向けて、KeSPAとさらに強固な関係を築けることを、大変うれしく思います。
競技の成功と、さらなる認知拡大のためには、eスポーツの先進国である韓国の協力が不可欠です。
アジア地域が世界のeスポーツシーンをリードしていけるよう。
手を携えて、アジア競技大会の成功に向けて取り組んでいきます。」
【KeSPA キム ヨンマン会長のコメント】
「韓国eスポーツ協会を代表して、この意義あるパートナーシップに署名できたことを光栄に思います。
KeSPAとJeSUは、複数の共同プロジェクトを通じて良好な関係を築いてきましたが、この覚書により、両団体の関係は新たな段階へと引き上げられることでしょう。
KeSPAは、JeSUをサポートし、アジア競技大会の成功のために全力を尽くします。
eスポーツの持続的な発展に向けて、両国間の協力が、さらに活発で実り多くなることを楽しみにしています。」
【日本eスポーツ連合(JeSU)について】
一般社団法人日本eスポーツ連合は、日本国内のeスポーツの普及と発展、そしてeスポーツの振興を目的に国民、とりわけ青少年の競技力の向上及びスポーツ精神の普及を目指しています。
eスポーツの認知向上とeスポーツ選手の活躍の場の更なる拡大を目指し、競技タイトルの公認や選手のプロライセンス発行、そしてアジア競技大会をはじめとした国際的なeスポーツ大会への選手の派遣など様々な取り組みを行っています。
また、以下のスポンサー企業や団体の支援を受け、国内のeスポーツ産業の発展に努めています。