東日本電信電話株式会社 神奈川事業部(執行役員 神奈川事業部長:中西 裕信、以下「NTT東日本」)、
株式会社NTTe-Sports(代表取締役社長:原田 元晴)、
テルウェル東日本株式会社(代表取締役社長:谷 誠)、
株式会社e-Craft(代表取締役CEO:額田 一利)、
株式会社Digika(代表取締役社長:橋本 恭伸)は、
高齢者層の健康増進・デジタルリテラシー向上を目的として、
ICTを活用したシニア向け教育プログラムのテストマーケティングを実施します。
配信元:東日本電信電話株式会社 (2022/12/09)
【1.本取り組みの背景・目的】
神奈川県の高齢化率は、2015年(平成27年)には23.9%と国勢調査開始以来の最高値となりました。
さらに、今後も全国平均を上回るスピードで超高齢社会へ移行することが予測されることから、神奈川県では、高齢になっても健康な状態で生活できるよう、「かながわ健康プラン21」において様々な未病改善の取り組みを進めるとともに、すべての世代が未病を自分のこととして考え、「かながわ未病改善宣言」に基づき、「食・運動・社会参加」の3つを柱とする未病改善に取り組めるよう、市町村や企業等と連携しながら、様々な未病対策を推進しています。<*1>
この度、NTT東日本・NTTe-Sports・テルウェル東日本は、ICTを活用したデジタルコンテンツが3つの柱における「社会参加の『交流』」、「運動の『身体活動』」の未病改善ツールとして活用が期待できると考え、株式会社e-Craft・株式会社Digikaと連携し、高齢者層の健康増進やデジタルリテラシー向上を目的として、シニア向け教育プログラムのテストマーケティングの講座を横須賀にある次世代型のICT教育施設「スカピア」<*2>にて実施することになりました。
<*1>神奈川県ホームページ_未病の改善
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/cz6/me-byokaizen/index.html?pk_campaign=cnavi&pk_kwd=mebyo-sd
<*2>次世代型・ICT教育施設「スカピア」
https://www.sukapia.jp/
【2.ICTを活用した教育プログラム別のテストマーケティング講座概要】
各講座はいずれも無料で、共通の申し込み先・問い合わせ先は、以下のとおりです。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSc194X4qrKzJl2xVXcybDayOmzGkbk2KlZOAHBSGyhlPeKPww/viewform
<(1)eスポーツ>
ゲームソフト「太鼓の達人」を用い、楽しみながら上達・交流を図り、健康活力維持、増進をめざします。
▼開催日時_毎週金曜日 11:00~11:50 (1/20、1/27、2/3、2/10、2/17の計5日間)
▼募集人数_8名※条件は、65歳以上でアンケートに回答いただける方
<(2)ロボット製作、プログラミング(embot)>
提供元:株式会社e-Craft<https://www.embot.jp/>
ロボット製作にて手先を動かし、ご自身にてプログラミングを学習しロボットを操作します。
最終日には小学生と一緒にプログラミング学習を行う交流イベントも予定しています。
▼開催日時_毎週月曜日 10:00~12:00 (1/16、23、30、2/6、13、19の計6日間)
▼募集人数_8名 ※条件は、65歳以上でアンケートに回答いただける方
<(3)デジタルそろばん(そろタッチ)>
提供元:株式会社Digika<https://www.sorotouch.jp/>
タブレットを使用し脳トレ・ゲーム感覚でそろばん式暗算が身につきます。
最終日には小学生と一緒にそろタッチ学習を行う交流イベントも予定しています。
▼開催日時_計4日間(1/11、18、25、29)・11:00~11:50
※参加者全員にiPadを貸し出しし、ご自宅でも日々学習を進めていただきます
▼募集人数_8名
※条件は、ご自宅にWi-Fi環境があり、iPadのインターネット設定が可能な方。かつ、65歳以上でアンケートに回答いただける方
【3.今後について】
今回のテストマーケティングを通じて得られる参加者の満足度などを踏まえ、コンテンツ活用の可否を見極めたうえで、共通的な地域課題である「高齢化」「デジタルデバイド」「医療費拡大」の解決に貢献できるよう、各自治体における地域に根ざしたサスティナブルな取り組みへの展開をめざします。
そして、NTT東日本グループ・協力企業が持つ、営業や設備業務において現場第一線で活動する社員などの地域密着力の特長を活かし、「地域の未来を支えるソーシャルイノベーション企業」として、ICTソリューションのご提供にとどまらず、夢や希望を感じられる社会づくりまで支援していきます。
<参考>次世代型のICT教育施設『スカピア』
「子どもの成長を促す」「安心して子どもを預けられる」「多彩な習い事を受けられる」「ワーキングスペースで集中して働くことができる」「地域のコミュニティイベントを開催できる」等を実現できる、「保育・学び・ワーク・コミュニティ」をテーマとして、地域課題解決や時代にあわせた新たな子育てスタイルの実現に向けて、2022年4月から各種取り組みを展開しています。